DXしなきゃと思ったことは一度もない

ありがたいことに、

今年は「DX」というお題で

セミナー依頼をいただくことが

多かった1年でした。

 

ただ、正直いうと私自身は

「DXしなきゃ」

と思ったことは一度もないんですね。

「もっとこうしたい、ああしたい」

と思って行動したことが

周りから見たら「DX」と思っていただけたのかなと。

つまり、結果論ですね。

だから、「DXをテーマにセミナーを」と言われた時は

「ん?DXってなんだっけ?」と思ったくらいです。

(実際、自分が行うセミナーに「DX」という言葉を使ったことはありません)

 

今日は、DXの目的化に注意という視点で

書いてみようと思います。

※DXを意識していたわけではなく

 

自分とお客様のためにできることをやってきただけ

わたしがやってきたことは、

非常に単純です。

 

お客様へのサポートをスピーディーに・丁寧に行うために、

そして自分自身が楽しく余裕を持って仕事をするために。

それ以外の無駄なことを省力化する必要があった。だからITを活用しただけでした。

 

例えば、当ブログでもよく読まれているプログラミングやRPA。

GAS(Google Apps Script)やPower Automate DesktopなどのRPAを活用して

人がやらなくても良い仕事を自動化しています。

【GAS】Google Driveのファイルを添付してGmail送信を自動化させよう!

【RPA】Power Automate Desktop✖️e-Tax(Web)で源泉所得税提出。Webのポチポチ業務をなくそう!

 

ExcelVBA、Pythonなども一部

活用しています。

経理のExcel作業の効率化。シート集計プログラムを作ってExcelVBAとPythonの違いを体感してみました。

 

その分空いた時間は、

お客様への対応を丁寧に、

そして自分の時間のために使っています。

 

もっというなら、

IT活用しなくてもできることってたくさんないですか。

例えば、電話やFAXを使わないと決める、

気が乗らない仕事を受けない、

といったことです。これらはITスキルがなくても

今すぐできます。必要なのは覚悟だけ。

 

DXの目的化に注意

巷では、

「DX人材が必要だ」

ということが言われていますが、

その前に、

「解決したい課題」

をはっきりさせること(気づくこと)が大事だと思います。

 

もしかしたら、皆が当たり前のように

非効率なやり方をして慣れてしまっていて、

「課題の顕在化」

ができていないのかもしれません。

 

そんな状態の中で

ただでさえふわっとしている「DX」という言葉で

人が動くかというと、難しいと思います。

 

わたしは幸いなことに(?)課題が最初からあったんですね。

1人で営業から経理まで何もかもしなくてはいけない状態でしたので。

しつこいようですが電話やFAX、紙を使っていたら

どうしようもないんです。

その時点で稼げないし楽しく働けないし、アウトなんです。

 

ですので、まずは解決したい課題を

明確化させることがDXを実現させることの一歩

と考えています。

(課題によってはDX化すら必要ないかもしれません。

覚悟だけ必要かも)

 

まとめ

「あれ、DXセミナー依頼受けてやったけど

自分自身はDXやらなきゃって思ったこと一度もないな」

と気づいてしまったので書いてみました。

DXの目的化にはくれぐれも注意してください。

まずは、解決したい課題を見つけませんか。きっと、あるはず。

 

編集後記

昨日は、お客様との打ち合わせで高尾まで。

そのまま高尾山を少し登りました。

空気が綺麗で、心身ともにリフレッシュできました。

 

最近のあたらしいこと

ホットクックでキャベツの丸ごとトマト煮

« »