「人に伝わるように話す」は練習が必要
- 2025.03.27
- 話す仕事

講演やセミナーに呼んでいただいたり、
セミナー収録を依頼されたり、
コミュニティでファシリテーターをやったりと、
「話す」仕事を定期的にさせてもらっています。
ありがたいことに、
「わかりやすい」
と言ってもらえることが多いです。
ただ、最初からできたわけでは当然ありません。
「ひとに伝わるように話す」
ことは相当な練習が必要です。今日はそのお話を。

※最初の頃のYouTubeは無表情、無感情。
セミナーは何度も何度も練習。失敗続き。
私がセミナーを本格的に開始したのは2018年です。
当時は、コロナ前ということもありリアル開催が当たり前でした。
これはよくブログでも書いているのですが、
2018年に初の共著『十人十色の「ひとり税理士」という生き方』
の出版セミナーをしたときに、
急に声が出なくなってしまった失敗体験があります。

セミナー前に何度も練習していたのに、
本番に緊張しすぎてむせこんでしまったんですね。
しかも、参加者は4人だけのセミナーです。
しばらく声がでなくて、参加者の方からも心配されてしまいました。
1時間以上話すことに慣れてなかったので、こういうことが起きたのだろうと。
2020年以降は、コロナも始まったのでオンラインセミナーを開始しました。

これまた何度も何度もZoomなどのツールの操作含めて練習をひとりで重ねました。
画面共有はうまくいかないし、
音声は宇宙人ぽくなるし、
ずっと待機室で待ちぼうけ食らわされてる人放置とか…
今だったらありえない失敗を何度もしました。
でもこの失敗経験が、今に生かされています。
YouTubeも良い練習に
2020年に、YouTubeも始めました。
コロナで家時間が増えたのをきっかけに、
知ってもらうため、話す練習をするために。

よく、
「涼し気な顔でさらっと話してますね」
と言われるのですが
もう最初はひどかったです。
とにかく話せないんです。自分でも何言ってるか、何を伝えたいのかがわからなくなる。
やってみてわかったのですが、
瞬発力が必要となる「話す」スキルは、相当練習を重ねないと難しいです。
下手ながらも、何度も繰り返しているうちに
自分で納得する喋りができるようになってきました。
「人に伝わるように話せる」人は少ない。だからチャンス
自分でセミナーをやり、YouTubeで話すようになると
外部からも講演の依頼がされるようになりました。

自分でやるセミナーやYouTubeと違い、
外部の講演は違った意味でハードルが高いです。
(ターゲットを絞りづらい、雰囲気が読めないなど)
基本的にはリアルの会場なので、
その場の空気を感じながら、
時間配分をし、進めていく必要があります。
これも、最初は本当に難しかったです。でも、これもやはり場数を踏むしかありません。
聞いたところ、
どの業界でも、優秀な人はいてもセミナーができるくらいのレベルで「伝わるように話せる」人は相当少ないようです。
だから、講演の依頼を受けたい人が
「顔出しして話している姿」を出すのってめちゃくちゃチャンスだと思います。
(多少下手でも、やってる人が少ないから目立てます)
私の最初の頃のYouTubeやセミナーは本当にひどいものです。
話すことは誰でも毎日やってることだけど、
人に伝わるように話すとなると、練習は必須です。
今はChatGPTとも気軽に話せるし、音声配信、YouTubeも気軽に始められます。
かなりのブルーオーシャン領域だと思っています。
編集後記
昨日から、講演のために大阪へ。
街もホテルも外国人だらけで、
あ、あれ私が外国にきたのでは…と思えるくらいでした。
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