年末が近づくにつれ、

執筆のご依頼が増えてきました。

私が本や雑誌、Web記事を執筆するときに

しないと決めていることを書きたいと思います。

執筆の仕事が気になっている方の参考になれば幸いです。

「いわゆる」「要するに」を使うこと

「いわゆる」「要するに」

といった「わかってる前提」ことばは

使わないようにしています。

税理士など専門家向けの本であっても、使いません。

なぜかというと、

一定の知識を委ねることは読者にとって負担ですし、

何よりも自分でも「わかったふり」をしてしまうからです。

前に書いた内容とかぶることであっても、

敢えて0ベースで言葉を選ぶように書いています。

カタカナ英語を使うこと

これは単なる私のポリシーですが、カタカナ英語は避けています。

エクセルではなくExcel、

グーグルではなくGoogle、

アマゾンではなくAmazon、

キンドルではなくKindle。

もちろん縦書きなどの場合には英語がきつい場合もありますが、

それ以外は英語で統一するようにしています。

理由は、

カタカナ英語が苦手だから、見ると違和感があるから。

ただこれに尽きます汗。

たとえ日本の税金など日本国内でしか読まれない本でも、

正式名称は意識していたいです。

法律言葉をそのまま使うこと

税金の本だとなかなか難しいのですが、

なるべく法律用語をそのまま使わないようにしています。

例えば、最近電子帳簿保存法の記事を書いたのですが

「電磁的記録」

という言葉は、すべて

「データ」

と置き換えました。

(それにしても電磁的記録、、っていつの言葉でしょうか)

「国税関係帳簿の電磁的記録等による保存等の承認申請」

とか、手続きの正式名称はもちろん間違えたらまずいのですが、

説明する際にわざわざ「電磁的記録」など

普段使われない言葉を使う必要はないと思っています。

単なる情報を書くこと

一番気をつけているのが「単なる情報」を書かないようにすることです。

こちらも専門家向けの本の場合は難しいのですが、

そもそも、

  • 条文に書いてあること
  • 誰が書いても同じこと

を私が書く必要はないと思っています。

私より詳しい専門家の方なんてたくさんいるでしょうし。

そのうち単なる情報は機械が書くようになるかもしれません。

かといって、奇想天外なことを書こうというわけではなく、

少しでも自分なりの視点

を取り入れるようにしています。

自分なりの視点とは、

誰かから教わったことではなく、

実際にお客様と仕事をしていく中で自分なりに気付いた視点です。

先日も、単発相談を受けた内容がそのまま

書いている書籍のネタになりました。

他の方の本を読む、参考論文を取り寄せるといったインプットももちろんしていますが、

自分が緊張しながら、お金をいただきながら

仕事で得た情報というのは

自分だけしかアウトプットできない内容なので

価値が高いと考えています。

ですので、単なる情報ではなく

自分の頭で考え、悩み、出したアウトプットを

するようにしています。

まとめ

本や雑誌、Web記事を執筆するときにしないと決めていること

を書きました。

編集後記

週末は、

ちょっと押せ押せの執筆関係を。

税務以外は土日に行っても良いルールにしています。(あまり疲れないから)

セミナー動画の作成、販売準備も。

天然石(シェルモザイク)のアクセサリー作りも。

最近のあたらしいこと

ふるさと納税でもらったステーキをご近所さんにおすそ分け

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