つい最近、残念なことがありました。

楽しみにしていたコンサートが延期の末、

中止になってしまったのです。

 

「チャンスはもう来ないかも」と思って

即行動することの大切さを知りました。

※中止になってしまったコンサート

 

ずっと行きたいと思っていたフジコ・ヘミングさんのコンサート

20代のときに、

フジコ・ヘミングさんというピアニストをテレビの番組で知りました。

 

私もピアノを弾きますが、

ピアニストってとっても優雅で手がきれいで幼い頃から厳しい特訓を受けていて…

というイメージがありました。

 

でも、フジコさんが弾くピアノは全然違っていて。

指もとても太くてごついし(良い意味で)、

優雅に弾くこともあれば力強く、魂を込めて弾いている感じがして。

 

見た目もとても個性的。

よくピアニストが来ている可憐な服ではなく、

自分で作った服を着てることが多いそうで。

 

後に読んだ本で、

とても苦労した方だと知りました。

日本や外国で差別やいじめをうけて、

それでもピアニストを諦めなくて、

でも突然耳が聞こえづらくなって、

病院で清掃員をするかたわらピアノを弾いて驚かせたりするエピソードも。

 

ずっと行きたかったのに行動しなかった

…と、フジコさんのエピソードが長くなってしまいましたが、

今日伝えたいのはそこではなく、

そこまで憧れのピアニストであったにもかかわらず

私は行動(コンサートに行く)に移せなかったことなのです。

 

そして、2023年12月にようやく腰を上げて予約したものの、

私がコロナでダウン。

でもちょうどフジコさんも怪我をされて、一度は延期になったのですが

それも中止になったと今回連絡がきました。怪我は、仕方ないですよね…

 

行こうと思えばいつでも行けた。

なのに、ちょっとした行動を移せなかったことで

最後のチャンスだったかもしれないそのチャンスすら

失ってしまった。

すぐに行動しないツケをあらためて感じた出来事でした。

 

「チャンスはもう来ないかも」

「今はいいや」

「そのうち」

と思って先延ばししたら、

そのチャンスはもう来ないかもしれません。

今回の私のように。

(フジコさんの怪我がよくなることを祈るばかりです)

 

特に、年をとるにつれて

自分の行動範囲もどうしても狭まってきてしまうので。

 

「チャンスはもう来ないかも」

と思えば、

先延ばしするクセをなくせるかもしれませんね。

 

編集後記

土曜日は、実家近くで息子と花見を。

もう散りかけているけど、とてもキレイでした。

 

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