「それ、儲かるんですか」

ということを言う人とはなるべく距離を取ろうと思っています。

今まで、

「なんで税理士になったんですか?やっぱりこれ(指で丸めてお金をイメージ)っすか?」

「(事業の話をしたときに金融関係の人から)うーん、それって儲かるんですか(何のためにやるの)?」

など言われたことがあります。

「それ、儲かるんですか」と言われると急にその後話すのが面倒になって

「どうなんでしょうねー」

で終わらせたくなってしまいます。

ですので、私自身もお客様(特に初対面の方)と話すときは儲けに偏った話をしないようにしています。

その理由を書いてみます。

※数字は確かに大事ですが・・※

ナンセンス

事業を始める前は、ある程度儲けの予測をたてることは大事です。

でも、思ったとおりにほとんどいかないのではないでしょうか。

かくいう私自身も、1年目は「もうちょっと稼げると思ったが。。」という結果でした。

事業をしながら、日々こうでもない、ああでもないと試行錯誤しながら

儲かるように「していく」ものだと思っています。

最初から「儲かるか?」ということはわからないですし、

どんな仕事でも経営者のやり方次第です。

持続可能な経営をするために、一定期間投資をして赤字を覚悟する経営者もいます。

ですので「それ、儲かるんですか」の問いはナンセンスな気がしてしまいます。

 

面白くない

単純に「儲かる」「儲からない」の2軸だけで話している人は面白みがないのも理由です。

「それ、儲かるんですか?」

が面白くないのはそこで話が広がらないからです。

「それを行うことによって、どういったことを実現したいのですか?」

であればどんどん話は広がりますし、お互いに知識を共有し、高め合うことができますよね。

 

萎える

私自身、自分の事業のことを話していて

「それ、儲かるんですか?」

と言われると萎えてしまいます。

ですのでお客様に対しても、特に初対面の人に対して

必要最低限のこと(年商や利益など。顧問料の算定に必要)は聞きますが、

主にやっている事業について聞きます。

何よりも、自分の事業のことを聞かれて嫌がる経営者やフリーランスの方はいないからです。

そして、自分の大好きな事業の話をしている経営者やフリーランスを見るのが私は好きです。

自分がされて萎えることは自分もしないように気をつけています。

 

まとめ

「それ、儲かるんですか?」

という人からなるべく遠ざかる理由を書いてみました。

税理士という仕事柄、数字で見ることは確かに大切だとは思っていますが、

それだけだとつまらない発想しか浮かばないと思っています。

 

編集後記

昨日は、月次チェック、決算、執筆などを行いました。

 

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