いつでもどこでも仕事できるからこそ、「仕事しない」ときも決める。
- 2024.06.26
- My働き方改革

昨日、コミュニティ内で外部の講師(公認心理師・キャリアコンサルタント)をお呼びして、「ひとり仕事のためのメンタルケア・相談力」という勉強会を開きました。
開いてみてわかったのは、
私がひとり仕事のメリットの一つとして考えていた
「いつでもどこでも仕事できる」
ことが逆に諸刃の剣になるということ。
今日はそのことを書いてみます。

※たまに仕事を忘れて絵に没頭する
いつでもどこでも仕事できるように整えてきた…けど
独立してから、「デジタル化」にこだわってきました。
なぜかというと、お客様にとって大事な仕事に集中してもらいたいし、
私も無駄な紙作業に時間を使いたくないから。
それは間違っていなかったと思います。
ただ、いつでもどこでも仕事ができるからといって、
いつでもどこでも仕事していたら心身を壊しまいます。当たり前のことですが。
意外と、、、やってしまっていたかもしれません。
毎日パソコンを開くのが当たり前の生活になってしまっていたので、
「意識して仕事から離れる」
ことをしないと、四六時中仕事のことを考えてしまうのだと
今になって気づきました。
仕事と生活の統合は良いことと思ってたけど
私は「ワークライフバランス」のように、時間と空間で仕事とプライベートを区切るのにはちょっと違和感がありました。
そんな分けられるものでもないし、むしろ分けたほうが非効率になるのかなって。
そこで、「ワークライフインテグレーション(統合)」という言葉がしっくりきました。
ワークとライフの境目をなくして、一緒にしてしまったほうが逆に効率が良いと。
ただ、ライフの中には「休養」「リラクゼーション」のような時間も含まれるので
完全な統合はできないんですよね。
「遊ぶように仕事する」
考え方もあるかもしれませんが、
どんな仕事でも負荷はかかるものだと思うので。
ワークとライフの境目をなくす方向性は間違ってないと思うけど、
多かれ少なかれ仕事の負荷が心身にかかることは間違いないので
それでもどこかで区切りをつけることは必要とあらためて感じました。
PCを一切触らない日を作る
昨日講師の人から言われてドキッとしたのが、
「仕事しない日は週の中に何日ありますか?」
という言葉。
実は、いま全く仕事をしない日ってないんですよね。
土日も旅行中も何かしら仕事してます。
(というか、これは仕事、これは仕事じゃない、と区分するのが難しいのですが)
そこで、週1日とは言わなくても、
2週間に1回とか、1ヶ月に1回とか、
全くPCを触らない日を作ろうと決めました。
そうすれば、仕事から強制的に離れられるので。
PCを持たずにどこかに泊まりに行っちゃうのがいいかもしれませんね。
ひとり仕事だからこそ、自分で自分に歯止めをかけることは必要とあらためて感じた勉強会でした。
編集後記
昨日は、外部の講師をお招きしてコミュニティ内で勉強会を。
皆さん、あらたな発見があったようで私も嬉しいです。
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