批評家ではなく、クリエイターになろう
- 2021.11.24
- アウトプット

クリエイターエコノミーの時代
「クリエイターエコノミー」という言葉があります。
これまでは企業がモノやサービスを作って個人が消費する時代。
それに対して
すべての人々がクリエイターとしてなにかしら作品を作って、
かつ消費者となる双方向性の経済圏を指すようです。
この変化は10年くらい前と比べると分かりやすいですよね。
個人がブログやYoutube、SNSで発信することは
10年前は当たり前ではありませんでした。
少なくとも
自分でビジネスを起こしていく人にとって、
ネットで何かしらの自分の「作品」を売っていく(=クリエイターになる)
ことは必要なことになっています。
※自分の作品(非売品)※
コメント・評価は誰のためのもの?
現状、
自分の作品(発信含め)を売る場所というのは、
大手のプラットフォーム(Amazon、Youtubeその他Twitter、Facebook、InstagramなどのSNS)
がメインです。「人を集める」という意味では
自身のホームページだけでは難しいので、
どうしてもこれらを利用することになります。
このようなプラットフォームで必ずついている
機能がコメント・評価機能です。
最初、この機能は
「発信者にとっては、より良い作品を作るため」
「投稿者にとっては、その作品の質を知らしめるため」
と思っていました。
でも、違う気がしてきました。
結局コメント・評価機能ってプラットフォームのためのものじゃないかと。
こういった機能があれば人が集まる⇒人が集まればプラットフォームは広告収入を得られる
という図式です。
Youtubeなんかは分かりやすいですよね(わたしはコメント閉じてます)。
中には好き勝手書いているものもあって、
発信者にとってかえって害になるものも多いです。
発信者がコメント・評価を気にする必要はない
わたしも発信(書籍やYoutubeなど)をする側なので、
レビューやコメントが以前は気になっていました。
でも、途中から見るのをやめました。見ても仕方ないかな、と思ったので。
なかには参考になるものもあるかもしれませんが。
そもそも作る側(クリエイター)は、他人のコメント・評価に
流されていたらかえって駄目じゃないかと。
(熱いアーティストみたいなこと言ってますが、これ真実)
自分がそのときに全力を出して作った作品なのだから、
それで良いと考えています。買ってくれる人だけ買ってくれれば。
だから、プラットフォームで自分の作品を見ても
そこまで嬉しさはありません・・なんか、「作品」というよりは「商品」という感じで。(実際、商品なんだけど)
批評家ではなく、クリエイターになろう
コメント、評価している人(批評家)も
その時間を自分の作品を作る時間にあてたほうが
ずっと有意義だと思います。
人の作品をどんなに評価したところで
自分の作品を作る能力は磨かれないです。
その時間を使って、
自分の意見をブログに書いてみるとかすると、
「作る側」に回れるので世界が変わります。
偉そうに書いていますが
わたしも作る側に回ってからまだ数年しか経ってません。
それでも作る側に来れた変化は大きいです。
批評家として生きるより、
ちっぽけだけど何かを作り出すクリエイターとして生きるほうが
楽ではないけどずっと楽しいです。
まとめ
他人の作品にコメント・評価している批評家ではなく、
小さくても自分の作品を作る側(クリエイター)
になろう、
ということを書きました。
編集後記
祝日は、書籍のゲラチェックなど。
なんでこんな原稿だしたんだろう?
と修正を加えまくってます・・。
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